黒源氏物語のあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

黒源氏物語

タイトル 黒源氏物語
原作・漫画 桜田雛
出版社 小学館

美しく桜の木だけは気付いていた、
光るの君が抱える
果てしない寂しさを・・・

光る源氏を見る女御達は、
皆んな口々にこう言いました。

「あの方の瞳に映りたい・・・」

あの方の妻になれたら、
きっと幸せで一生安泰よね。

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黒源氏物語のあらすじ紹介

女御達にそう噂される程、
気高く美しい光るの君は
眩しいほどに輝いていました。

ーしかしー

その心の中は、深い悲しみと
冷たさの両方が混在していたのです。

それは幼くして
母を亡くしてしまったことと

父である帝によって皇族の位を
奪われてしまった境遇にありました。

光るの君に近寄ってくる人は
皆んな父である帝に取り入りたいか
あるいは何か別の魂胆があるか・・・

光るの君は幼い頃から
周りを信用していませんでした。

しかしその殻を破ってしまうくらいの
人に出会ってしまったのです。

黒源氏物語のネタバレと今後の展開は?

光るの君の固く閉ざされた心を
解いた人

それは
藤壺の宮でした

藤壺の宮には、見たはずのない
母の面影を宿しているように感じました

一緒にお話ししましょう!と
何度も言ってくるその女性に呆れていた
源氏は試すように言ってしまいます。

あの桜の枝を持ってこれたら、
話し相手になってあげても良いと・・・

するとその女性は、
木の枝を登り始めました。

ー驚く光るの君ー

案の定、木から落ちた姫が怪我も
無かった理由は光るの君が下敷きに
なっていたからでした。

だから言わんこっちゃない!

その時、姫の手には桜の枝が
握られていました。

その事実に衝撃を受けた光るの君は
その存在を心に止めるようになりました

後日、帝が光るの君の部屋に
やってきました。

帝の珍しい行動に驚きました。

すると目の前には藤壺の宮がいました。

そして帝が告げた言葉は
「結婚することになった人」だと
言うことでした。

光るの君が心を開いた相手、
それは帝から話を聞いていたから?
そんな風に思ってしまいました。

しかし藤壺の宮への気持ちは、
増してゆくばかりでした。

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黒源氏物語の読んでみた感想・評価

光源氏の気持ちの部分で、
特にブラック的に考えてしまう所に
フォーカスされて書いてあり

また違った角度から源氏物語を
読むって、本当に楽しいなって
思いました!

才能もあって、気高く美しいと
きっと嫉妬の対象になるだろうなと
帝が位を外した理由も

何となく理解出来るようにも
感じました。

幼い頃に母親を亡くしてしまい、
実際には母を知らないから

きっと母親を求める気持ちは、
私が考える想像以上なんだろうと
思います。

心を開くことができないまま
殻に篭ってしまう源氏

しかしその状況的な事とは別に
自らはどんどん美しく成長してしまう。

そのアンバランスさに
エロティシズムを感じてしまいます。

源氏の母である桐壺が
多少なりとも生きていて
少しの期間でも暮らしていたら

源氏はもう少し違った生き方が
出来たようにも思うのです。

藤壺との関係を、
叶わぬ恋だと悲観する事なく
自分が世の中を変えれば良いんだ!

そんな風に考えられる源氏は
強い人だと思います。

そしてそれだけ大切な人に
出会ってしまった事に対して

同時に前途多難なものを
感じざる終えませんでした。

黒源氏物語はこんな方におすすめな作品!必見

源氏物語と言えば!

今でもストーリ的に
通用しちゃうようなラブストーリー!

女性ならば憧れちゃいますよね。

たとえ一夜でも良いから、
源氏に愛されたいと想像して
キュンとしちゃいます。

男性も光源氏のような、文武両道の
素敵な人って憧れを抱いて
しまうのではないでしょうか?

このストーリーの興味深いところは
光源氏の口に出さない気持ちが
書かれているところです。

実はブラックだったのかな?と
想像もさせてくれるような
面白さがあると思いました。

そんなところを妄想しながら
読んでみるのも、おススメの読み方です

さすが平安時代が
書かれているだけあって!
女性の着物も美しいですよね!

女の子にはまさに憧れの世界観です。

お琴を弾いいたり、文を桜に結んだり
素敵ですよねーため息が出ます!

こういう漫画を読んで
美しくて平和な時に身を委ねるのも
時には良いのかなと思いました。

夏の夜に夜風に当たりながら、
しっとりと源氏物語を読むのは
素敵ですよね。

今の時期にはオススメかも知れませんね

黒源氏物語

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