| タイトル | プライマリーキス |
|---|---|
| 原作・漫画 | 立花実咲 真神れい |
| 出版社 | スターツ出版 |
一流の下着メーカーの会社
「プライマリー」
なんとプライマリーはモナコ王室とも
縁のある会社です！
美羽はそこで働いています。
勤続は3年目、庶務課です。
目立つタイプではない美羽ですが、
美羽が恋するお相手は・・・
プライマリーキスのあらすじ紹介
美羽はずっと片思いをしてきました。
その相手はなんと！
プライマリーの社長でした。
ある日目が覚めると、
目の前に裸の男性がいました。
その男性からは、とても良い香りが
しました。
この香りは何だろう・・・
ムスクの香り・・・？
意識がはっきりすると、
目の前にいた男性の正体が
わかりました！
なんと！
ずっと片思いをしていた
社長だったのです。
社長は美羽を求めてきました。
社長に求められるまま、
キスを交わしました。
それは、ずっと好きだった人との
待ち焦がれていたキスでした。
プライマリーキスのネタバレと今後の展開は？
別れるだなんて、言わないでくれ。
美羽に対して、
社長はそう懇願しています。
なぜ私にそんな事を言うのだろう。
社長は美羽を尚も激しく求めて
くるのでした。
懇願というには強引すぎるくらです。
ずっと想っていた相手、
恋が実ることなんてあり得なかった人。
社長の事を
拒めるはずも有りませんでした。
全てが終わって、
社長が自分の名前を呼びました。
「君は最高の秘書だ、久美・・・」
え？私は美羽・・・
やっぱり社長が間違いていた事を
知ります。
美羽と久美の母親は双子です、
その為に美羽と久美も幼い頃から
瓜二つなくらいに似ていました。
しかし二人の性格は大きく違って
いました。
久美は社長秘書をしていて、
バリバリのキャリアウーマンです。
そっくりの顔を持つ二人・・・
別れを切り出された事に動揺した為に、
社長は美羽と久美を間違えてしまった
のでした。
社長と関係を持ってしまった事を
伝えた美羽、
それに対して久美は、
ちょうど良かった！と言いました。
なぜなら久美は社長の事が、
好きではなかったからでした。
このまま私のフリをし続けて欲しいと
言われた美羽は戸惑ってしまいました。
プライマリーキスの読んでみた感想・評価
一族が経営する会社の社長で、
あんなに素敵な人に強引な感じで
求められてしまったら・・・
しかも！
入社当時からの
長い片思いをしていたら。
きっと拒む事の方が
難しいと思いました。
社長は久美に新作の下着を試着させて
いたようで、その事が久美は
イヤだったようでした。
仕事とプライベートの線引きが
曖昧なのは、女性としてちょっと
どうかなと感じてしまいます。
ですがはっきりと自分を必要としている
様子にはキュンとしてしまいますよね！
久美は別に好きな人がいて、
お腹に子供がいるといってました。
本当に心に決めた人が居なければ、
あの強引さから逃げるのは
至難の技であるように思います。
部屋には沢山のプレゼントが
置いてあって、全部久美の為に
あげたものだったんですよね。
社長を好きな美羽としては、
とても切ない事実だと
感じてしまいました。
でも、もう少しだけ愛されていたいと
思ってしまうことをいけないことだとは
思えませんでした。
いずれにせよ
ドキドキしてしまいますよね！
プライマリーキスはこんな方におすすめな作品！必見
美羽が意識が虚ろっている時に
香りには反応していました。
アロマとかに興味がある人は、
違った角度から読めたりして、
楽しいかもしれませんよ！
漫画の中であった、良い香りの場面で
ムスクの香りがするって
書いて有りましたよね。
香りは、脳が直接記憶するといいます。
相手のことを忘れる程の長い時が
経っていたとしても。
香りが相手を記憶していると、
何かの本で読んだ事があります。
香りと記憶の関係、
なんか神秘的で素敵ですよね！
久美は社長の事が、
どちらかというとあまり好きではない！
だなんて贅沢な人ですよね。
あんなに一生懸命に、
自分を好きでいてくれてるのに。
しかも！
その理由は下着の試着をさせるから
というちょっとへんな理由とは・・・
まだ入社したても美羽が、
仕事が出来なくて辛い時に
社長からかけられた優しさ。
それはきっと、
美羽の心に大きく残ったのだと
思います。
大変な時や弱っている時って、
人の言葉が大きく響きやすいですよね。
この漫画でキュンとしましたよ！
胸キュンしたい人は楽しめますよ。
