監獄実験―プリズンラボ―のあらすじやネタバレを書いています(感想もあり)

監獄実験―プリズンラボ―

タイトル 監獄実験―プリズンラボ―
原作・漫画 貫徹 水瀬チホ
出版社 双葉社

学校でイジメを受けていた江山藍都がイジメの主犯格である桐嶋彩に復習していきます。監禁ゲームと呼ばれる、自分が監禁した相手には殺さない限り何をしてもいいとする猟奇的なゲームに江山は参加し次々と残虐な行為をしていきます。

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監獄実験―プリズンラボ―のあらすじ紹介

主人公の江山藍都は学校でイジメを受けていました。そんなある日彼に監禁ゲームというゲームの招待状が届き、虐めの主犯である桐島彩を監禁することにしました。様々な拷問を行える権限を持った江山の行為は次第にエスカレートしていき、彼自身も豹変していきます。また、江山以外にもゲームの参加者もいて、他の人を巻き込みながら異常な拷問を続けていきます。監禁パートナーの交換や監禁者同士の争いなど、まさに異常者同士のゲームとなっていきます。

監獄実験―プリズンラボ―のネタバレと今後の展開は?

監禁ゲーム自体は、企画側に何かしらの意図があってやっているものです。その意図自体はまだ明らかにされていません。江山は他の参加者達は確かに異常者で残虐行為を行っていますが、企画側の意図に気づいて反抗をする可能性が高いといえます。また、ゲーム参加者で現時点で最もまとまな人が一人います。彼は勝又誠司といって、監禁相手に一切危害を加えていません。彼の目的は自分の娘をレイプした犯人を殺すためなので、その操作に必要なお金目当てに参加していました。そのため彼一人だけ監禁相手をいたわり良心的な人物とされていましたが、今後キャラが変貌する可能性があります。というのは、いつも娘を見舞いにきている優しい青年がいましたが、最新巻で監禁ゲーム主催者側が勝又にその青年こそが娘をレイプした超本人だと教えました。おそらく次巻移行で勝又はその青年に復讐をしにいくと思いますし、もしかしたら異常になった江山がその復讐を手伝う展開もありえます。いずれにしても勝又がついに残虐行為に手を出してしまうでしょう。

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監獄実験―プリズンラボ―の読んでみた感想・評価

非常に残虐です。およそ人間の悪意や暴虐性というものを表している気がします。主人公江山は学校でいじめられていた時の臆病さとはまるで正反対の人格になり、桐島に対して拷問をしかけます。蹴る・殴る、程度のものではなく中々ヤバイ道具をしようしています。江山と同じく参加者の三崎は恨みを晴らすべく監禁した相手にノコギリや蛇・トンカチ等を使って殺害してしまっています。こういう作品ですが、実際に異常者と断定するのは難しい気がしました。というのはこの漫画で行われている行為は人間の本性を表している気がするからです。かつて監禁ゲームに似た実験が実際に行われましたが、やはり人間の心の奥底には暴力性があると思います。それを理性で抑えているのを、監禁ゲームのような場にいったら崩壊するのも致し方ないと感じます。この漫画を読むと主人公の境遇に同情したり、三崎の異常性におののくといったことがありますが、それ以上に人間って怖いなと感じます。

監獄実験―プリズンラボ―はこんな方におすすめな作品!必見

ホラーやグロ系に興味がある方には非常にオススメです。かなり残虐なので人を選ぶと思います。同じようにグロいことで有名な「ひぐらしのなく頃に」は、謎解きであったり、ミステリー要素が大きかったためグロ要素がありながら多くの人に読まれました。しかしこの作品は謎もありますが、基本的には残虐性を全面に出しているので、そういうのが好きな方にはオススメできます。ちなみに似た傾倒の作品としては「復讐教室」があります。この作品も主人公が虐められていて、その復讐を果たすためにクラスメイト全員を殺そうとします。そちらも主人公は最初はただの大人しい女の子なのですが、次第にエスカレートしていき、復讐の手法もかなり残虐な行動に出るようになりました。なので作品としてはほぼ同じ構成なのでオススメできます。虐められていた生徒が復讐に目覚め、それと同時に性格すら豹変するというある意味下剋上的な漫画です。グロが大丈夫な方ならどちらの作品もオススメします。

監獄実験―プリズンラボ―

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