海月と私のあらすじとネタバレ!最終回が早く見たい漫画!

海月と私

タイトル 海月と私
原作・漫画 麻生みこと
出版社 講談社

どこに行くにも不便で、
しかも三室しかない
小旅館「とびうお荘」。

料理の腕は抜群だが無愛想な主人が、
身元不明な美人、梢さんと出会い、
すっかり雰囲気の良くなった宿で、

時には色々ワケありな
様々な客をもてなしていく。

料理も宿の雰囲気も、
エピソードも素晴らしい、
心が温まる旅館漫画です。

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海月と私のあらすじ紹介

ごくごく小さな旅館、とびうお荘。

かつて銀行にいた父親が始めた
この宿を受け継いだご主人は、
ベテランの仲居さんが亡くなったことで、

宿を閉めるかと考えた末に、
春までのつなぎを任せられる人をと
新たに仲居さんを募集することに。

そこに現れたのが梢さん。

身分証明書一つも持っていない
まさしく謎の美女でしたが、
抜群の明るさと社交性があり、

とびうお荘は今までとは違う
とても良い雰囲気で、従来通りの
極上の料理を提供していくのでした。

海月と私のネタバレと今後の展開は?

へんぴな場所にある、
とても小さな旅館、とびうお荘。

しかし父親の代から働いてくれた
仲居さんが亡くなったため、
主人は存続させるか迷います。

すぐに閉じることも考えたものの、
予約を入れたお客様の手前、
春までは続けようと思い、

短期で働いてくれる
仲居さんを募集しました。

するとそこに、
若くてとても美人な女性が、
志望者としてやってきました。

こんなところにはもったいないと
恐縮し断ろうとするご主人ですが、
わざわざ家を引き払って来たという、

その女性の境遇のこともあり、
一日中居として働いて貰うことに。

するとその女性は抜群の明るさと
社交性を発揮し、今までにはない空気を
宿にもたらしてくれました。

結果ご主人も彼女を正式に雇うことに決め、
毎日忙しく働くことになるのですが、
ある日、温厚そうな男性二人が来ました。

狭山さんと温田さんというその二人組は
会社の同期で立場は違うものの仲が良く、
久々に一緒に釣りをと旅行していたのです。

傍目からもとても仲良さそうなコンビですが、
実はリストラという難題と向き合っていました。

しかし、そんな中でも凄い引きがあり、
何とか釣ろうともみ合う中で、
ご主人は海に落ちてしまうのでした。

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海月と私の読んでみた感想・評価

小ぢんまりとしながらも、旅行と人情の
良さが凝縮されたような
良い作品でしたね。

第一印象で、「これはいい宿だ」と
確信を持つことができました。

世の中には広告などはほとんど
出してはいないけれども、
本当に優れたサービスを

提供してくれる宿も多いんですね。

利益と言うよりご主人の
「こだわり」が反映された形で、
本作のとびうお荘もまさに、

そんな地に足の着いた
いい感じの旅館です。

ご主人のお料理も本当に
おいしそうですし、
そこで梢さんにもてなされれば、

日常の疲れなどすぐに
吹き飛んでいってしまうような
優しい雰囲気があります。

本当の意味で休みを使って
行ってみたいお宿と言えますし、
そこで巻き起こるエピソードも、

どこか心がほっこりするような
救いや温かさがあります。

もっとも、ご主人のお父上で
旅館を開業された方は、
家庭では相性は必ずしも

良くなかったような感じですが、
そこでも人を助けたりと
心温まる話があります。

どんな人の心も和らげる
不思議な力がとびうお荘と
海に面したこの土地には、

宿っているのかも知れません。

海月と私はこんな方におすすめな作品!必見

最近は居ながらにして何でもできます。

ジャンルを選べば仕事もできますし、
オンラインで学習も十分に可能です。

おいしいものを食べるにも
土地に左右されることは少なく、
ネット検索を活用すれば、

時間もお金も使わずに、
旅行に行った感じを味わうことも
不可能ではありません。

そんな中でも観光客を呼ぶべく、
多くの宿はあらゆる手を打っています。

先進的な設備や隙のない環境、
そしてマニュアル化された
質の良いスタッフたちが

優れたサービスを提供しています。

しかし本作の旅館にはそうした
「商業主義」などまったく無縁です。

元々営業が立ち行かずに閉める
お宿ですしご主人も無愛想で、
とても流行る感じではありません。

しかし表情豊かで明るくて、
そして余裕がある梢さんが
来てくれたことで、

他とはまったく違う「安らぎ」を
もたらしてくれる宿へと
進化を遂げました。

主人も中居さんも、そして
やってくる人たちも個性豊かな
本作ですので、

近頃旅行に行っていないという
方にこそ一読して、本当の安心感を
堪能して頂きたいと思えますね。

突飛な展開は少ないですが、
地に足に着いた各エピソードの雰囲気も
本作の全体像に良くマッチしています。

海月と私

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