| タイトル | 花になれっ！ |
|---|---|
| 原作・漫画 | 宮城理子 |
| 出版社 | 集英社 |
地味で冴えない
メガネ女子・もも。
彼女の幼い頃の夢は
”花になること”だった。
そんなある日
唯一の肉親で大切な
祖母が亡くなってしまう。
ショックのももは
雨の中街を彷徨い
若王子蘭丸という
男に助けられるが…
彼は”花の香り”がする
魅惑的な男でーー
花になれっ！のあらすじ紹介
主人公・山田ももは
地味で真面目なメガネ女子。
周りからはイジメられ
思いを寄せる相手にも
振り向いてもらえず
学校一の美人で知られる
咲間に憧れてばかり…。
そんなある日
大好きな祖母が突然
亡くなってしまった。
孤独となったももは
ひどくショックを受け
雨が降る中街を彷徨う。
その時”花の香り”がする
一人の男に助けられた。
彼はももより年上で
名を若王子蘭丸という。
ももとの出会いで
何かを感じた蘭丸は
自宅に連れて帰ることに。
そして戸惑う彼女に
この家のメイドとして
働いてほしいと伝える。
さらに地味なももを
可愛くイメチェンさせ…。
花になれっ！のネタバレと今後の展開は？
「オレが変えてやるよ
あんたの人生」ーー…
突然蘭丸によって
可愛くさせられたももは
その変わりように驚きます。
ロングの髪は切られ
服も子供っぽいものから
大人らしいワンピースに。
もちろんメガネも
外されています。
(これがあたし…？)
何も言えないももに
蘭丸が優しく囁きます。
「お楽しみはこれからさ」
(あたし、これから
どうなるの？)
こうしてももは一つ屋根の下
蘭丸と彼の弟・サクラと
暮らすことになりますが
ここで衝撃の事実が発覚！
なんとももは蘭丸と同様
花の香りで人を惑わす
”花人”だったのです。
そしてももの憧れである
先輩・咲間も…。
しかしももはわからず
花人＝花のような美人
と勘違いしてしまいます。
それからというもの…
蘭丸の言う通りももの
人生は変わりました。
地味だったあの頃なら
味わえなかったであろう
キスという名の”快楽”や
甘くとろけるような
蘭丸との”恋”…。
やがてももの花の香りは
蘭丸以外の男を惑わし
魅了していきます。
果たしてももは一体
どうなるのでしょうか？
花になれっ！の読んでみた感想・評価
あの『マーガレット』で
連載していたとは思えないほど
とっっても官能的でした…！！
これ大人向けなんじゃ？
と思っていましたが……
少女まんがだったとは。
主人公・ももが色んな男に
いやらしいことされまくりで
あの地味だったメガネ女子と
同一人物と思えないくらい
乱れていましたよ。
嫌がりながらも拒まない
ももの表情ったらもう…
恍惚としていました。
それも見ているこっちが
恥ずかしくなるくらい！
もはや高校生というより
大人の女でしたね。
こうなったのも全部
”花の香り”のせい…！？
正統派の美しい絵柄といい
可愛らしいタイトルといい
裏切られました(良い意味で)。
ですが面白かったので
読んでよかったです。
作者・宮城理子さんによる
あとがきも楽しめました。
「花になれっ！」って
そういうことだったんですね。
異性を惑わし魅了する
”花人”のももがこの先
どんな人生を歩むのか…。
そして同じく花人である
蘭丸との恋はどうなるのか
結末に興味が湧きました！
今後の展開が気になります。
花になれっ！はこんな方におすすめな作品！必見
官能的な描写が見られる
少女まんがに出会いたい…。
そんな方には
「花になれっ！」を
迷わず推します。
本作は”花”を題材に描く
官能的ヒューマンドラマ。
手がけるのは
『メイちゃんの執事』が
代表作の宮城理子さんです。
本作の見どころは
”花人”の主人公・ももと
男達による官能の世界！
過激さはありませんが
惹きこまれますよーっ！
表紙絵(一巻)のももは
ショートヘアが可愛い
オシャレ女子ですが…
元々彼女は外見が
地味なメガネ女子。
そのため学校では
片思い相手にフラれるなど
冴えない日々を送っていました。
そんなある日
唯一の家族だった
祖母が亡くなります。
孤独となったももは
ひょんなことから”花の
香り”がする蘭丸に出会い
なんと外見だけでなく
人生まで変えられることに！
さらに物語の後半
蘭丸から自分が花人で
ある事実を聞かされます…。
果たしてももは
どうなってしまうのか？
ここまで読むと
気になりますよね！
続きは見てのお楽しみです。
中毒性ある物語は
最後まで目が離せませんよ！
