Wジュリエットのネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

Wジュリエット

タイトル Wジュリエット
原作・漫画 絵夢羅
出版社 白泉社

飛び切り美人の転校生は、
演劇に関しても天才的で
性格も実に良いコ。

しかしその美人転校生真琴は、
実は女装をしている男子で……。

今時で言う「男の娘」的キャラに
芯の強さと必然性を持たせた、

ドタバタ系演劇作品の傑作です。

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Wジュリエットのあらすじ紹介

長身のイケメンでしかも
空手をマスターしている、
イケメン(女性)の三浦糸。

演劇部のリーダーとして
活発に活動していた彼女は
物凄い美人の転校生天野真琴と、

一緒に演劇をすることになり、
たちまち意気投合します。

互いの実家が武道の道場を
やっているなど共通点も多く、
すぐに友達付き合いを始めますが、

実は真琴は男性であり、
将来のために女性のフリを
し続ける必要があることを知ります。

しかし糸は真琴を突き放さず、
むしろ協力する姿勢を固め、
その強い心と格闘技術によって、

真琴の将来への夢を
支えていくことになります。

Wジュリエットのネタバレと今後の展開は?

演劇部に、あまりの美形のために
噂になっていた転校生が
入ってくることになりました。

その人の名前は天野真琴。

前の学校でも演劇をやっていた
言わば玄人でもあるので、
周りの期待は一気に高まります。

ハンサムで頼りがいのある
二年女子部長の三浦糸は、
男性かと思いきや女性であり、

真琴は思わずドギマギしますが、
彼女たちはすぐに仲良くなります。

真琴は決して見掛け倒しでなく、
むしろ並々ならぬ演技の才能を
周りに見せつけることで、

さらなる人気を得ていきますが、
目立ちたがりでお嬢様の
つぐみはそれが気に入りません。

そんなやきもきもありつつ、
実は互いに家が道場である
糸と真琴はさらに意気投合し、

糸は自宅のシャワーを
真琴に貸すことに。

しかしふと浴室に入ると
そこにはイケメンの男性がおり、
その正体は真琴でした。

道場の長男のため
後継者にしようとする父と
役者をやりたい真琴は対決し、

夢を目指すための条件として
高校で誰にもバレないように
「女」を通せと言われていたのです。

将来の夢のために「秘密」を通す
真琴に糸も協力の意思を示し、
舞台稽古を進めていきますが、

一方つぐみも秘密に気付き、
暴露のための算段を
進めていたのでした。

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Wジュリエットの読んでみた感想・評価

いわゆる「男の娘」ものの
はしりとも言える作品ですが、
ハンサムで格好良くて素敵でした。

どこからどう見ても美少女なのに
実は男性という「男の娘」系は、
現実ではなかなか再現が難しいだけに、

漫画やアニメといったジャンルの
独壇場になったりします。

しかしある意味絵柄を「調整」すれば
形になってしまうだけに、
内面的な「男らしさ」や、

「意味」が問われることも多くあります。

その点本作の真琴さんに関しては、
非常に説得力ある理由が存在し、
しかも「女」を通すだけの動機が、

完全に存在していますから
バレるかバレないかの局面で
ハラハラしてしまうんですね。

今でこそ男性だから女性だからと
服装や立ち振る舞いを、
固めて行く必要は少ないですが、

連載当初はまだまだ、偏見は強く、
そうした部分を念頭に置くと
さらにドキドキ感が楽しめますね。

とは言え真琴さんもボーイッシュな糸も
それぞれ本当に魅力的であり、
互いに惹かれるのも分かりますし、

女性よりも女性らしくあろうとする
真琴さんの魅力が爆発し、
大人気になるのも納得というもの。

そして内面の美しさにも
納得ができるからこそ、
純粋に応援できるんですね。

嫌味のない良い作品だと思います。

Wジュリエットはこんな方におすすめな作品!必見

ボーイッシュな女の子というのは
創作上でも非常に人気がありますが、

美少女にしか見えないような少年の姿も、
大変に創作上では生える題材です。

だからこそ「男の娘」的なジャンルも
近年特に話題になっていますが、
本作はブームのもっと前から、

可愛らしい男の子の魅力を
全面に押し出した意欲作ですね。

しかも真琴さんは可愛いだけじゃなく、
実は大柄で強かったりと
様々な魅力があるので、

カッコカワイイ的女子っぽい、
飛び切り美人な男の子を
満喫するなら本作は最適です。

多くの「男の娘」が、あまりに
女の子っぽい要素を重視するため
小柄で可愛いタイプに寄る中、

実は家が拳法道場で
腕っ節も強い真琴さんは
まさにハンサム美人的です。

一方の糸さんも、とても長身で
運動神経も抜群で喧嘩も強くと、
真琴さんに守られるヒロインでなく、

まさにタイトルの通りですが、
問題がありつつも愛を貫いた
ジュリエットの強さがあります。

実は芯が強いレベルではなく
明確にタフでハンサムな二人を
じっくり楽しめるのはもちろん、

彼らが強いため、少々のトラブルも
深刻になり過ぎずに話の流れで
対処できる安心感もありますね。

Wジュリエット

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