くくりひめのネタバレと感想や試し読みあり!結末が気になる!

くくりひめ

タイトル くくりひめ
原作・漫画 姫野春 水木由真
出版社 双葉社

この世とあの世を
繋げてしまう”くくり”。

”くくり憑き”の巫女に
関わってはいけない。

巫女に関わった者は皆
”くくられる”から。

巫女を傷つけようと
してはいけない。

もし巫女を傷つければ
不幸になるだろう。

異界のモノと呼ばれる
無数の白い手によって…。

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くくりひめのあらすじ紹介

街の喧騒から遮断される
空間が好きな菊理(くくり)。

ある満月の静かな夜
一人で過ごしていた彼女は
見知らぬ男たちに絡まれる。

”自分を襲うのはやめた方がいい”

菊理はそう警告するが
男たちは聞く耳を持たず
その中の一人が手をあげたーー

その時腕を怪我した
菊理の血が地面に落ちる。

すると血に反応するかのように
地面の中から白く不気味な手が
いくつも出てきた。

白い手が捕らえたのは
彼女を怪我させた男…。

異界に”くくられた”男は
もはや助かるすべはなく
無残に殺されるだけ。

他の男たちは
目の前の惨劇に驚き
足早にその場を去った。

男が残した大量の血を前に
気を失い倒れる菊理。

異界から奇怪なモノを
呼び寄せた彼女の正体は…。

くくりひめのネタバレと今後の展開は?

少女・菊理の正体は
異界のモノを呼び寄せる
”くくり憑き”の巫女です。

あの惨劇から二年後
彼女は神主・三門とともに
神谷神社で働いていました。

七五三日和のある日
境内を掃除していた菊理は
てるてる坊主を見つけます。

これを誰が下げたのかは
菊理も三門も分かりません。

境内の木に一つだけ
下げられたてるてる坊主。

”可愛いようで
なぜか昔から少し怖い…”

菊理はそう思います。

三門曰くてるてる坊主は
首吊りによって命を捧げ

晴れを請う”生贄”の考え方に
よく似ているといいます。

昔の人は長雨も日照りも
命を捧げ祈るほどでした。

するとその時
三門は思い出しました。

このてるてる坊主は
誰が下げたのか…。

てるてる坊主を下げたのは
今日七五三で訪れる少女。

その少女は3歳の時も
神谷神社にお祝いに
訪れたそうですが

あいにくの大雨で
泣いてしまったんだとか。

だから今日は晴れてほしくて
下げたのだろうと三門。

少女の願いは届いたのか
空はよく晴れています。

一人になった菊理が
榊の枝を切っていると
ふと御神木が目に入ります。

よく見ると御神木には
縄が垂れ下がっていて…!?

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くくりひめの読んでみた感想・評価

なぜでしょうか…
『青の母』を読んだ時と
同じ気持ちになりました。

個人的に物語が難しく
理解しづらかったです…。

内容はホラーゲームの
『零』と似ていて
ん?となりました。

主人公・菊理はなぜ
”くくり憑き”の巫女に?

異世界のモノと呼ばれる
白い手の正体は?

彼女の双子の姉といわれる
九九里(くくり)とは?

もう少し読んでいけば
明らかになりそうですが
読む気になれませんでした。

きっと人によって
好き嫌いが分かれる
作品だと思います…。

絵は繊細かつ綺麗で
バトルシーンも魅力だけど
迫力はイマイチという感じ。

キャラクターもあまり
インパクトがないですね。

三門はもうちょっと
見た目的にも目立とうよ~
とツッコミたくなりました。

菊理のモデルは日本神話の
”菊理媛神”でしょうか?

調べてみたものの
内容が難しく断念…。

ただ日本人形の描写は
とても恐ろしくて
リアルでした!

日本人形といえば
和風ホラーの定番ですよね。

和風ホラーが好きな方は
ハマるかもしれません。

くくりひめはこんな方におすすめな作品!必見

「くくりひめ」は
和風ホラーが好きな方に
おすすめの作品です。

主人公・菊理は呪われた
”くくり憑き”の巫女。

年齢は分かりませんが
見た目は15歳くらいの
少女でしょうか。

かつて自分を怪我させた
一人の男を”くくり”で
殺めた過去があり

現在は神主・三門の神社で
見習い巫女として働いています。

本作は物語が進むにつれて
”くくり憑き”の正体や

菊理の双子の姉の存在
そして戦術による戦いなどの
展開が繰り広げられます。

絵は繊細かつ綺麗なので
見やすいと思いました。

絵を重視する方は惹かれるかも。

ただ迫力を求めると
拍子抜けする恐れがあり
がっかりしてしまうでしょう。

作中は和風ホラーらしい
”蝶”に”日本人形”や

”着物姿の謎の美女”
”神社”などが登場し

物語を妖しく恐ろしく
彩っています。

しかし人気ホラーゲーム
『零』と似ている箇所が
多く見られる為

『零』ファンの方には
あまりおすすめできません…。

似ていても気にしないよ!
という方なら大丈夫です。

くくりひめ

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